ミドちゃん少女に戻る

84歳で介護3のミドちゃんと同居介護をしているBucksです。

今回はデイサービスの送迎車を待っている時のエピソード。

ほっこりする内容をお届けします!

それではスタート!

デイサービスのお迎えが来ない!

ある日の夕食

今日の送迎車の時間は8時35分。

いつものように出発時間の45分前にミドちゃんを起こしました。

トイレ→洗面→着替え

こちらのルーティンで身支度を整えてからの朝食。

どうして出発の45分前に起こすのか気になる方はこちら↓をご覧くださいね!

起床時間が決定しました

目次1 認知症の伯母とのほほえみ同居ブログ No.042 なかなか決められない時間3 Part 1.ミドちゃんが自分で起きてから支度4 Part 2.お迎えの1時間前に起こす5 Part 3.お迎…

いつものように5分前に支度が終わり、玄関先の門の前で待っていました。

予定時間より早めにお迎えに来てくれるのに今日はなかなか来ない..

まだ来ないのかよ!

しかも猛暑でほぼ無風、日陰にいても具合が悪くなりそうな気温でした。

お迎え時間を10分過ぎても来る気配がない為、思い切ってデイサービスさんに電話することに...

すると何やら手違い?があったようで、欠席だと思っていたスタッフさん。

あと何分でお迎えに来れますか?

お迎えまで20分かかるということで、一旦自宅に戻ることにしました。

まずは熱中症対策を...

具合が悪くなるのが怖かったので、涼しい玄関で待つことに...

20分ぐらい待てるよ

ミドちゃんは「外で待つ」と言い、なかなか動こうとしなかったものの、

家に入ってアイスを食べよう!

小さいコに話すように提案すると、アイスに釣られて玄関に入ってくれました 笑

シューアイスを渡すとパクパクと食べ始めたミドちゃん。

体の中からクールダウンができたので良かった!

氷を1コ入れた緑茶でお口もサッパリです。



お父さんは大きかったもんね

ミドちゃんは小さい頃から小さかったの?

何気なく質問した私。

ミドちゃんは答えられない質問を聞くと半ギレになる時があるのでちょっと心配でした。

ところが...

そうだね、小さい時も身長は小さかったね
一番前ではないけど小さかったね

84歳で認知症、介護3のミドちゃんですが少女の頃の記憶がありました!

どこまで覚えているのか確認したくなった私はどんどん質問してみることに...

お母さんも小さかったよね〜

私の祖母、ミドちゃんの母親のことを話題にしてみました。

そうよね、お母さんは小さかったね!
うん、うん!小さかったわ

認知症になる前のミドちゃんに戻ったかのような会話。

お父さんはどうだったっけ?

私はどんどん質問してみました。

お父さんは大きかったよね〜
すごく大きくはなかったけど、大きかったね

亡き祖父母のことをミドちゃんとおしゃべりできたことが嬉しかった〜!

3姉妹でミドちゃんが一番小さかったっけ?

ミドちゃんは3姉妹の長女!

もっと昔の記憶を呼び戻したいと思い、聞いてみると...

Bちゃん(三女で私の母)は昔からスラッとして背が高かったよね
Aちゃん(次女)はBちゃんよりは小さかったかなぁ〜

私の母(Bちゃん)の容姿を覚えていました!

ほんの20分ぐらいの会話でしたが、ミドちゃんは懐かしそうにおしゃべりしていたのが印象的でした。

同居を始めた去年よりさらに認知症の症状が進んでしまっているものの、まだまだおしゃべりもできるし元気!

これからもたくさん会話をして笑顔で過ごしてもらおうと思いました!

まとめ

今回はデイサービスのお迎えが来る20分間のエピソードでした。

いつもは昔の記憶を思い出すのが難しいミドちゃんですが、今回はまるで認知症になる前に戻ったかのような会話を楽しむことができました。

認知症って人それぞれ症状も進行具合も違うから「今日できたことが明日もできる」補償はないんです。

健康診断で異常はなかったものの以前より立ち上がるのに時間がかかるようになったし、動作もゆっくりになってきたミドちゃん。

同居している私のことも誰なのかわからないと思うんです、はい。

それでも何気ない会話の中で笑ってくれると

ずっと元気でいてね!

と心から願っています。

私と同じように介護をされている方、これから介護をする方など1人でも多くの方にこのブログを読んでいただき、笑ったりほっこりしたりしてもらえたら嬉しいです!

By Bucks