デイサービスステイから帰宅した夜

認知症の伯母とのほほえみ同居ブログ No13

ある日の朝食

こんにちは!Bucksです

84歳で介護3、認知症のミドちゃん(伯母)と同居生活を始めてもうすぐ1年。

ミドちゃんとの同居にも慣れてきました ww

今回は、ミドちゃんが1週間のデイサービスステイから戻ってきた夜のエピソードです。

昨晩、千葉県で震度5弱の地震があり私が住む地域は震度3でした。

テレビやスマホから『地震速報』のアラームが鳴り響くと長めに揺れを感じた夜。

不安の中でのミドちゃんとのやりとりをお届けしますね。

それではスタートします!



元気に帰宅

ミドちゃんがお世話になっているデイサービスさんは、お泊りにも対応してくれます。

私の都合でお泊まりをお願いしているんですが、1週間ぶりに帰宅したミドちゃん。

送迎車から降りると

帰ってきたよ〜

と元気そうで安心しました。

玄関までの砂利道を歩き始めるとデイサービスに行ったこともお泊まりをしたことも忘れてしまいます。

本当にすっかり忘れてしまいます!

自室に戻ると、いつものようにパジャマに着替えてからの新聞音読タイム!

私がキッチンで夕食の用意をしていると大声で広告から読み始めます。

◯◯ストア、人参が◯◯円!
日曜日は特売で◯◯円のところ△△円!

まるでスーパーで流れている特売のアナウンスのようにひと通り音読。

へ〜、安いね〜

など相槌をしつつ夕食の準備に追われる私。

広告の次は番組欄。

NHKから始まりテレビ東京まで18時〜21時までの全ての番組欄を大声でアナウンスです。

これ、夕食の準備をしながら聞いているのでハードです...

歌番組があると即決できますが、歌番組がない夜は大変。

あ〜もうどうしていいのかわかんないよ!

何チャンネルをつけたらいいのかわからなくなってしまうミドちゃん。

機嫌が悪くなると夕食も食べなくなるので大変です。

歌番組がないから◯◯にしよう!

私の方で決めると渋々「そうしようか」と納得。

暗い空気に鳴るのがイヤなので明るい声で伝えるように努めてます。



地震アラート

夕食の準備に追われていると、突然スマホから地震アラートが...

ビクッとしちゃいました

そして揺れを感じ始めると

揺れてるよ、地震だよ!

ミドちゃんも焦っていました。

NHKにチャンネルを変えると、ここから長めの音読タイムが始まりました。

◯◯市は震度5弱、△△市は震度3

地域ごとに表示される震度を大声で読みます。

ニュース速報で何度も画面に映し出される度に音読し、「こわいね〜」と感想まで伝えてくれるミドちゃん。

7時3分に地震があったんだって

しばらくすると、地震が会ったことを忘れてしまったようです。

テレビの画面で始めて知ったかのような口振りでまた震度の情報を読み上げていました。

まとめ

永遠と続くミドちゃんの音読タイム。

相槌をしないと機嫌が悪くなる時があるので、忙しい時はぶっちゃけ大変です。

ストレスに感じることもあるけど、大きな声で読み上げるのって高齢者の方にとってはハードなことだと思うんです。

元気な証拠だと思って聞き流すようにしています

1日も長く元気でいてもらえるようにこれからもミドちゃんとの会話を楽しみます!

By Bucks